エリートの別れ
2004年7月31日の土曜日、北海道旅行中に友人宅で、友人の車の日陰にいたエリーが不慮の事故で、6歳という若さでなくなりました。「エリーをひいてしまった。」という友人の叫び声で外に出たのですが、そのときはなんともないようにケージから出て歩いたのです。しかし、じきに動かなくなり、動物病院に運ぶ途中に、内臓破裂と思われる症状で、永眠いたしました。エリーはブリーダーの引退犬で、昨年の2月に黒ラブの引退犬のビッキ-とともに我が家にきました。とてもおとなしい犬で、どんな犬もエリーが近づくと尻尾をふるようなる不思議な犬でした。「置物のコリー」みたいと言われてもいました。昨年の年末から正月にかけても一緒に北海道に行きましたが、寒さに強いのには驚いたものです。

私は友人の嘆く姿を見るのも忍びなく、また私自身も旅をつづける気力がなくなり、休暇を切り上げて、8月2日、帰郷いたしました。ノーリードでも常に私の後をついてくる、優雅な、だれにでもやさしく接することのできるコリーでした。もらってくるまでは、多頭飼いのブリーダーさんでしたので、柵の中だけの生活でしたが、育て方のとても上手な方だったので、黒ラブしかり、とてもよい性格の犬達なのには驚きました。先日、ブリーダーさんにお詫びの連絡をしましたが、とても慰めていただきました。
 
今までの犬は、老衰死だったので、覚悟はできていましたが、突然の事故で亡くなるというのは、別な思いがあります。エリーが亡くなって、10日たちますが、思い出すとつらくなります。時が癒してくれるのを待つだけです。特に今年の夏は暑いので、エアコンをかけて、毎日一緒に寝ていたので、寂しいです。

追伸 
エリーは南富良野町のあるレストランの広大な敷地に埋葬いたしました。そのオーナーは、エリーを頂いたブリーダーの親戚で、エリーたちを紹介してくれた人です。そこには、犬舎で一緒に育ったM・ダックス、アメリカンコッカースパニエルが2匹ずついます。また仲の良かったベンというイングリッシュ・セッターもいます。
10月、お墓参りに行こうと思っています。
 8月10日  写真      
                

 
 2) キャンディーとラッキーとの出会い 
エリーへ!1年5ヶ月という短い付き合いだったけど、お前と過ごした日々は本当に楽しかった。ありがとう!いつも私の側に寄り添ってくれたエリー! 家に帰るといつも「お帰りなさい!どこに行っていたの?」と「ピーピー」と鳴きながら(声帯除去手術のため)、飛びついてきたね!あと何年、お前と一緒にくらせるのだろうと思ってしまうほど、かけがえのない存在でした。でもこんなに早く、お前との別れが来るとは思いもよりませんでした。今回の事故は防げる事故でした。私の不注意から大切なお前を失ってしまったのです。このような事故を二度と起こさないために、またiki さんの "Eddie home page" というHPで、私はとても癒され、このHPを立ち上げることにしました。この場をお借りして、iki さんにお礼を申し上げます。
エリーの部屋
2003年3月 優雅で優しい犬でした。
預かっていたマルクの世話をよくしていました。
music by Sora Aonami
1)エリーの死から学ぶべき事